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*脱・初心者! [#va68eece]
仁王は比較的難易度の高いゲームです。第一ステージの[[ロンドン塔>ステージ攻略/ロンドン塔]]の時点で心が折れかけている人も多いかもしれません。
『仁王』は比較的難易度の高いゲームです。死にゲー自体に不慣れな人は、最初のステージ「[[精霊を持つ男>ステージ攻略/九州篇/精霊を持つ男]]」の時点で心が折れかけているかもしれません。
ですが、プレイヤーが有利な設計になっているアクションゲームとの違いを頭に入れ、装備に気を配れば十分に戦えるようになります。
ここでは中々進めない、敵が倒せなくて心が折れそうという人達のために、『仁王』をプレイする上で必須となるテクニックを伝授します。
ですが、小さな心がけや装備を気にかけたりするだけで、仁王は十分戦えます。
''[[関連記事―初心者にオススメの装備>FAQ/各種おすすめ/初心者にオススメの装備]]''
ここではなかなか前に進めない、敵が倒せなくて心が折れそう、という人たちのために、仁王の第一線で戦えるようになるためのテクニックを伝授します。
''【目次】''
#contents
*操作に慣れよう [#def48482]
最初のステージの[[ロンドン塔>ステージ攻略/ロンドン塔]]では、最低限の説明は出るものの、チュートリアル無しでスタートします。
最初のステージ「[[精霊を持つ男>ステージ攻略/九州篇/精霊を持つ男]]」を開始すると、簡易的なチュートリアルのみで先に進む事になります。
そもそもアクションゲームに不慣れな人は、[[基本テクニック>戦闘攻略/基本テクニック]]を見て基本操作を確認しておきましょう。
そもそもこういったTPSのアクションゲームに慣れてない人は、[[基本テクニック>戦闘攻略/基本テクニック]]で基本的な操作とテクニックを紹介しているので読むことをオススメします。
本作では敵の動きを見ずにゴリ押ししようとするとあっという間に死んでしまいます。
敵の攻撃後の隙にこちらの攻撃を当てる事で、敵は攻撃で消費する気力+こちらの攻撃から受ける気力削りにより大量の気力を失う事になります。
ロンドン塔の敵はわかりやすい大振りなモーションの場合が多いので、後ろに下がって空振りさせる→反撃が有効です。
甲冑を身につけている衛士は攻撃モーション中に攻撃を当てても怯まない点に注意しましょう。
*使い勝手のいい武器 [#qd11fe0f]
仁王には [[刀>武器/刀]]・[[二刀>武器/二刀]]・[[槍>武器/槍]]・[[斧>武器/斧]]・[[鎖鎌>武器/鎖鎌]] これら5種類の近接武器を主に使って敵を倒します。
仁王には [[刀>武器/刀]]・[[二刀>武器/二刀]]・[[槍>武器/槍]]・[[斧>武器/斧]]・[[鎖鎌>武器/鎖鎌]] ・[[大太刀>武器/大太刀]]・[[旋棍>武器/旋棍]]の7種の武器があります。
どれも使いこなせば強い武器ですが、やはり使い勝手の良い武器・悪い武器があります。
どの武器にも強み・弱みがありますが、初心者が使いこなそうとすると難しいもの、
ある程度ゲームを進める事で強さが光るようになる大器晩成型の武器があるため、
ここでは''始めたばかりの人でも簡単に扱えるような武器''を紹介します。
**大正義・刀 [#m34aa3b0]
やはり使い勝手で刀に敵うものはありません。しかも、どんな育て方をするにしても必ず上げることになるステータス、『[[心>ゲームシステム/ステータス関連/能力開発/心]]』が攻撃力に関係してきます。
使い勝手抜群の王道武器、それが刀です。依存ステータスは「[[心>ゲームシステム/ステータス関連/能力開花/心]]」というのも大きな強みで、
攻撃・回避・防御のいずれにも使う気力を伸ばしているだけでぐんぐん攻撃力が伸びていく優等生的な武器です。
要は''レベルアップに使うアムリタを節約できる''と考えてもらって構いません。
上・中・下段それぞれの性能がわかりやすいのも強みです。基本としては中段を中心に立ち回り、
ガード率の高い人間の敵には武技・上段構えを、攻撃を差し込む隙が少ない敵に対しては下段構えを使うのが良いでしょう。
武技・スキルに関してもクセがなく強い物が揃っているので扱いやすいです。
また、刀は使用している人口が多いので、[[血刀塚>ゲームシステム/オンライン要素/血刀塚]]から強い刀を入手できる機会も多いです。
戦い方としては、基本的に中段で攻撃するのがいいでしょう。
**圧倒的安定感・槍 [#f31f4d21]
現実世界でも、''『農民でも槍を持たせれば武士をも殺す』''と呼ばれるほど槍は優秀です。
実際の戦国時代でもそのリーチの長さゆえに''「農民でも槍を持たせれば武士をも殺す」''と言われていた槍ですが、
本作においてもその圧倒的リーチは存在感を放ちます。相手の攻撃範囲外から一方的に攻撃する事ができる場面も多く、
中段の強攻撃で繰り出せる突きはダメージ・気力削り・隙の小ささを併せ持った高性能な技です。
中段弱攻撃は長物+薙ぎ気味に攻撃してくれるため、不意に複数の敵に絡まれてもまとめて当たってくれる場合があるのが心強いです。
リーチが長く、''相手の攻撃の射程外から安全に攻撃できる''のが特徴です。
依存ステータスは体力に直結する「[[体>ゲームシステム/ステータス関連/能力開花/体]]」なので、
体力を伸ばし落命しにくくなると同時にぐんぐん火力が伸びてくれる点も強みです。
刀と同様、ステ伸ばしと武器火力伸ばしを同時にやらねばならない他武器と比べると早期に強くなりやすいのも
初心者にとっては嬉しい武器となっています。
そのリーチを活かした中段の強攻撃の突きは非常に強力で、ほぼ全ての敵を完封させることができます。
**小細工不要・大太刀 [#kc264d21]
DLC1で追加された武器です。元々『仁王』無印には存在しませんでしたが、現在DL販売で新規購入できる
『仁王 コンプリートエディション』には最初から入っています。
多人数が相手でも優秀なのも強みです。中段の弱攻撃は薙ぎ気味に攻撃するので複数人にダメージを与えられます。
長めの柄に長大な刃が付いた武器で、振り始めは少し遅いですが高い攻撃力とリーチを両立している事、
中段攻撃はガードしている敵や壁に当たっても弾かれないという強力な特性を持っており、雑魚・ボス問わず
安定して高ダメージが見込めます。中段の速い攻撃の攻撃範囲の広さは槍をも凌ぐほどで、多人数相手の処理にも優れます。
また、刀と同じく必須ステータスの『[[体>ゲームシステム/ステータス関連/能力開発/体]]』が攻撃力に関係しているので、レベルアップに使うアムリタを節約できます。
また、崩し能力が高く、相手の気力を削って行動不能にしやすい、''九十九武器中の通常攻撃の攻撃力・攻撃範囲に優れる''、
武技への依存度が比較的低く、特に考えずに振り回しても序盤から火力を出しやすいなどの長所もあります。
上達するに従って武技「朝風・夕風」を使いこなす必要が出てきますが、扱いが難しい割にダメージの伸びは
そこまで大きくないため、初心者のうちはスルーして中段速い攻撃と強い攻撃でゴリ押すのも手です。
敵が隙を晒した時は上段構えを併用する事で、かなり有利に戦う事ができます。
**まとめ [#g59c035c]
アクションに自信があるのなら刀、自身がないのなら槍がいいでしょう
アクションゲームに慣れているならば刀、敵と至近距離で渡り合う自信が無いならば槍・大太刀がオススメです。
本作では近距離・遠距離武器ともに2本ずつ持てるシステムなので、刀+長柄武器を持ち歩いて敵や状況に応じて使いこなすのもアリです。
もっとも仁王は常に武器を2つ持てるので両方持つのもいいでしょう。
もっとも、本作はどの武器を使っても(素手ですらも)1周目をクリアできる火力になっています。
見た目やアクションの使用感で気に入った武器があったら、その武器を極めてみるのも良いでしょう。
*ステータス [#qc73d9dc]
本作には「体」「心」「剛」「武」「技」「忍」「呪」「霊」の8つの[[ステータス>ゲームシステム/ステータス関連]]があります。
社のメニューの「能力開花」で上げたいステータスに1ポイントずつ振り分ける事ができます。
1ポイント振り分ける毎に、ウィリアムのレベルは1上がります。
*[[守護霊>データ/守護霊]]のために[[『霊』>ゲームシステム/ステータス関連/能力開発/霊]]を上げよう [#xe6a70b3]
守護霊は九十九武器を使えるようになるだけではなく、自分に有利な特殊効果を常に発動していてくれます。
上でも一部先行して述べましたが、それぞれの装備によって依存するステータスが異なります。
例えば刀なら「心」「武」「技」で、鎖鎌なら「体」「技」「忍」で上がります。
防具は軽装が「体」「技」、中装が「体」「武」、重装は「剛」「武」です。
振り分け画面で右側にステータスが表示されているので、上げる際に確認していましょう。
例として、最初にもらえる三種の守護霊の[[禍斗>データ/守護霊/禍斗]]の加護を見てみましょう。
|&attachref(kato_0.jpg,nolink,60%,title);|
このように、禍斗は防御力を上げてくれたり気力回復速度を上げてくれたりしてくれることがわかります。
以下に、各パラメータを上昇させたときの利点を記載します。
またこのゲームは&color(#ff0000){''ステータスやスキルなどの振り直しが比較的簡単''};であるため、育成の最終段階や
最終装備などを考慮して慎重に決める必要はあまりありません。ただし、適当に振りすぎるとキツめの最序盤が
更にキツくなってしまう事もあるので気をつけましょう。
しかし、各加護の下に書いてある''『必要な霊の値』''以上の[[霊のステータス>ゲームシステム/ステータス関連/能力開発/霊]]がないとこれらは発動しません。
**体 [#d1c6937e]
体力の大幅な増加と一定値毎に対麻痺、対毒が上昇する。また、主に中装備の特殊効果発動に必要。
体力が伸びるとそれだけ死に難くなるため有用ですが、戦闘中の攻撃力・行動力への影響が小さいため、
序盤からこれに極振りするのはやや注意が必要です。
メイン武器を槍に絞るのであれば体力増強と火力増強を兼ねるため、ある程度多めに振っても問題ありません。
守護霊の加護はとても有用で、生存率を高めてくれるものがたくさんあるので、ステータスの『霊』はある程度まで上げておきましょう。
**心 [#tc729ed2]
気力を増加させます。本作では攻撃、ガード、回避、ダッシュ全てに気力が必要になるため、
上げる事で戦闘中の手数を増やしたり、敵の攻撃をガードした時に崩されにくくなります。
序盤から積極的に振ってしまっても構いませんが、身につけている防具が重すぎた場合
ペナルティで相殺されてしまう部分もあるため、中装~重装をしてみたい場合は「剛」と並行して振りましょう。
**剛 [#i1dcbc04]
装備重量の増加、重装備の特殊効果発動に必要。体に次いで体力の増加量が大きめ。
重装備をする場合以外でも、「剛」に振って装備重量が増える→相対的に身につけている装備が軽くなる事で
ワンランク軽い扱いになり、移動速度や気力消費への影響が少なくなる…というケースもあるため、ある程度は上げておくと良いです。
しかし、1周目からこれに極振りして全身をガチガチに重装で固めようとすると、99近く振る事になってしまい他にしわ寄せが出やすいです。
*残心で効率的に戦おう [#oef6c7d6]
ゲーム内で行うアクションの全てに関わってくる気力は''仁王で最も重要な要素''と言っても過言ではありません。
**武 [#o62c4b72]
少しの装備重量の増加と重装備の特殊効果発動に必要。また、残心の回復量にも少し影響する。
使用武器が大太刀や斧ならある程度積極的に上げても良い。
重さ上限は初期から数レベルに1度程度のまばらなペース、残心初期値も11以降は低成長と中成長が交互に続くパターンに切り替わるため、
まずは10前後を目標にし、その後装備で要求されるステータスを目安に上げていく程度でも良いです。
その気力をうまく扱うことができれば、生存率はグンと上がるでしょう。
**技 [#ace3f253]
残心の回復量の大幅な増加と軽装備の特殊効果発動に必要になります。これを上げると、最大残心時の気力回復の上昇量が大きく変わる。
多くの武器に浅く広く影響するため、残心を積極的に使うなら上げて損はありません。
使用武器が二刀や旋棍の場合火力に影響するので積極的に振っても良いです。
成長のピークは10までで、それ以降はペースは5レベル単位で少しずつ降下していくので、
これに関しても10まで振る→その後装備に必要な量を目安に振る程度でも良いです。
気力をうまく扱う第一歩は''残心''です。R1ボタンで残心はできます。
**忍 [#l137514e]
本作における魔法・奇跡のようなポジションの片方「忍術」に関わるスキルです。
忍術の術力とニンジャスキルポイントの獲得、鎖鎌の攻撃力に関わります。
残心は攻撃で消費した気力のある程度を一瞬で回復させることができます。
一般的な死にゲーにおいては魔法ビルドや近接魔法両立ビルドは器用貧乏だったり上級者向けになりやすいですが、
本作では両立が普通に強いのでそこそこ振っても問題ありません。
鎖鎌の火力もモリモリ上がっていくため、忍者として生きて行くのならどんどん振ってもOKです。
ただし、全ての忍術を取得しようとするとかなりのレベルまであげないといけないため、必然的に
剛などに振っている余裕はなくなり、重たくかさばる防具には別れを告げる事になります。
「目潰しの術」などを筆頭にどのビルドでも有用な術、探索を快適・安全にしてくれる術が数多く揃っています。
スキル取得のアンロック条件である修行ミッションに必要となるラインとして、
「海鳴りふたたび」クリア時点で10、「穢れし霊峰」クリア時に20程度を目安に振っても良いでしょう。
低周回時には術容量(どれだけ多くの術を装備できるか)も30程度で一旦止まるため、それ以降は
自分のプレイスタイルでどれだけ忍術を使うかと応相談。
**呪 [#s49ea13a]
本作における魔法・奇跡枠のもう片方「陰陽術」に関わるスキルです。
陰陽術の術力と陰陽術スキルポイントの獲得、対常世に影響します。対応する武器はありません。
自分に対するBuff、敵に対するdebuff、武器に属性エンチャントをするなど多彩な効果のものが揃っており、
陰陽術を使いこなす事で戦闘をかなり有利にできます。忍術同様、本作では近接と陰陽術の両立、
忍術も加えた鼎立スタイルはかなり強力です。しかし、全習得しようとすると非常に高レベルを求められる上
忍術に対する鎖鎌のようにセットでついてくる近接武器が存在しない点には注意が必要です。
修行ミッションの解禁タイミング・目安量も忍術と同じなので、プレイスタイル問わず
ある程度並行して上げておくと効率が良いです。
**霊 [#q214174b]
守護霊の特殊効果発動及びアムリタゲージの蓄積効率、対常世に影響します。
基本的には使いたい守護霊の特殊効果が発動する程度のレベルがあれば1周目のうちは充分です。
目安としては「闇の奥」に挑戦するまでには10、本編終盤に入手できる物なら20~25、
DLCで手に入る物を含めれば30~34あれば全効果を発動できるため、進行段階に応じて振っていきましょう。
**まとめ [#bc86bf74]
上げるべきステータスはメイン武器・プレイスタイルによって代わってきます。
ヒット&アウェイがメインなら気力は多いほど良いので「心」を、斧などで相討ち上等なら「剛」を上げて重装備を、
被弾したくないので遠距離から忍術と陰陽術で有利を取りたいなら「忍」と「呪」を、九十九武器でごり押したいなら「霊」を
…といった感じで上げていきましょう。
よほど変なレベルの上げ方(例:刀使いなのに体だけ上げる等)をしなければ問題になる事はほとんどありません。
''[[関連記事―初心者にオススメの守護霊>FAQ/各種おすすめ/初心者にオススメの装備#c9a69fc0]]''
*残心で効率的に戦おう [#oef6c7d6]
気力は本作ほぼ全てのアクションに関わる、最も重要な要素と言っても過言ではありません。
その気力のやりくりがうまくなれば、どんな場面でも有利に戦う事ができるようになります。
攻撃をデタラメにブンブン振り回して浪費しないようにするのも重要ですが、
もう一つ重要なのが攻撃後にR1ボタンで繰り出せる''残心''です。
残心に成功すると、攻撃で消費した気力の何割かが一瞬で戻ってきます。
**残心の最大効果 [#ecf42c84]
残心にはタイミングがあり、最も効果のあるタイミングで残心を行えば''消費した気力のほとんどを一瞬で回復できます''。
効果が最大になるのは、武器を振った後に出る青白い光が自分に集まってきたときです。
残心の最大効果のタイミングは、武器を振った後にでる光が自分に集まったときです。
具体的に確認するために、実演動画で確認してみましょう。
#region(''実演動画'')
#youtube(HebaW5xv93o)
#youtube(TsV-drorUj4)
#endregion
気力バーを見れば、赤い部分の戻りが右まで届いたタイミングで残心を行えば最大効果が得られます。
何回か実際に確認して、感覚を覚えましょう。
**【発展】回避で残心を行えるスキル [#o40fdc66]
全ての武器で習得できるスキル、[[''流水''>FAQ/各種お勧め/おすすめスキル#u0c50536]]は、''回避で残心を成立させることができる''という非常に強力なスキルです。
**【発展】残心の派生技 [#o40fdc66]
全武器で習得するスキル「[[''流水''>FAQ/各種おすすめ/おすすめスキル#u0c50536]]」は残心と同じタイミングで回避ボタンを押す事で
自動的に残心が成立するようになる(常世祓いも可)という非常に強力なスキルです。どんな武器を使うにしても有用なだけでなく、
攻撃のオマケで常世を発生させてくる妖怪との戦いでも非常に役立つため、必ず取っておく事をオススメします。
どんな武器を使うにしても、これは必ずとっておくことをおすすめします。
また、「[[流転>データ/スキル/共通スキル/流転]]」も非常に重要なスキルです。
「残心時に構えを変更すると」と難しそうな説明が書かれていますが、実際には残心と同じタイミングでR1+□(または×か△)同時押しで発動可能です。
更に「残心・天」「残心・人」「残心・地」はそれぞれ対応したBuff効果を得られます。
こちらも非常に強力なため、早期のうちに取得して慣れておきましょう。
*立ち回りを制す者は仁王を制す [#c1a9fc3d]
立ち回りとは''いかに自分が有利なよう動くか''といことです。
敵と戦う際、操作テクニックもさる事ながら立ち回り、''いかに自分が相手より有利な立場になるように動くか''も非常に重要です。
本作では足場が不安定な場所を進まなければいけない場面が多く、更にそういう場所に限って敵が待ち構えています。
無謀に突っ込んでいっても崖から突き落とされて死んでしまったり、袋叩きにされて死ぬのが関の山です。
例えば背後が崖のところで戦っていても、何かの拍子に落ちてしまう危険性があります。これは悪い立ち回りと言えます。
敵と戦う場合、必ず自分が有利な状況を作るようにしましょう。
具体的には、以下のような点に気を配るのが有効です。
ここでは有利に立ち回れるようにする、小さな心がけを紹介します。
-複数の敵を相手どらない
--本作では複数の敵が固まって待ち構えている場所が多々あります。
こうした場所に考えなしに突っ込むと、気力切れしている時に殴られて大きな隙を晒してしまったり、
背後から攻撃されて大ダメージを受けてしまう場合があります。
複数の敵が固まっている場合、飛び道具を使って1体ずつ釣り出すのが有効です。
--また、見つかって複数の敵に絡まれてしまった場合はいっその事逃げるのも手です。
距離を離すと相手は走って追いかけてきますが、軽装の敵と重装の敵でダッシュ速度に差があり、
ダッシュするのに気力を使うためこちらに追いついてきた頃には気力切れ寸前の敵がバラバラに付いてきてくれます。
こうなると小突くだけで気力切れ状態にする事ができ、追い打ちで致命的なダメージを与えられる非常に美味しい状態になります。
--さらに、振り切るまで逃げて、定位置に戻ろうとするのを攻撃するのも有効です。
上記の様にバラバラになったあとに後ろを向いて帰ってくれるので、個別に後ろから攻撃がしやすくなります。
因みに、元々巡回していない敵は定位置に戻った際、後ろを向いて立ち尽くしているため、
そっと近付くことが出来れば後ろから組み討ちが可能となります。
--どうしても複数戦にならざるを得ない場合はできる限り敵を正面に捕らえる様動きながらヒットアンドアウェイで。
相手を視界内に収めることで格段に攻撃や回避のタイミングを計ることが出来る様になります。
仮に攻撃を食らったとしても背後からとはダメージが全く違うため、ゴリ押しするにしても成功率があがります。
また、敵を倒す順番は遠距離持ち>弱い敵>強い敵とすると良いです。
相手の手数を減らすことを第一にし、逃げ回りながら一撃一撃を差し込んでいく様にすると生存率が上がります。
-弓・鉄砲・投擲兵・琵琶牧牧などは先手を打って倒しておく
--こちらが登れない高台などから一方的に攻撃してくる弓・鉄砲兵などは
気づかれる前にこちらも弓や鉄砲を使って倒してしまいましょう。
気づかれていない状態で急所(人間型の場合は大抵頭)に矢弾を当てる事で致命的なダメージを与えられます。
--また、血刀塚を強制的に起動させてしまう[[琵琶牧牧>敵キャラクター/通常敵/琵琶牧々]]は
見えないところに隠れている様に思いがちですが、実は遠くから回り込んでみると姿が見えているということはよくあります。
唄が聞こえる方向をよく見て姿が見える場所が無いかを確認してみるのも良いでしょう。狙う際は頭では無く琵琶が弱点である事を覚えておきましょう。
R3スティックを押し込む事でズームも可能なので、活用していきましょう。
-足場が不安定な所・閉所で戦わない
--崖や水辺など、落ちると即死してしまう場所では無理に戦わないのが無難です。
食らったりガードした際に押されて、あるいは回避しようとした時に落下死してしまう危険性があります。
可能な場合は安全な足場まで敵をおびき出して戦う、どうしても崖際等で戦わないといけない場合は
自分が壁を背負い、敵に崖を背負うように位置取るのが有効です。上手く行けば落下死してくれるかもしれません
(落下死させた場合、戦利品を得る事ができないデメリットもありますが・・・)。
--閉所では敵の範囲攻撃を避けられなかったり、壁際に追い込まれて猛攻を受ける危険性があります。
小部屋の中に居る強敵は外に釣り出して戦うのが安全です。もし死んでしまった場合でも、小部屋の中に
刀塚が残るのと手前の通路に落ちるのでは回収のしやすさが違います。
-壁にくっつきすぎない
--死にゲーによくある仕様ですが、振った攻撃が壁に当たると弾かれてしまいます。
本作では本家ソウルシリーズほど右壁不利(キャラクターが右利きで右から武器を振るため、
右手側に壁があるとしょっちゅう弾かれてしまう)が顕著なわけではありませんが、
それでも壁にくっつきすぎているとデメリットが多いです。
逆に、曲がり角や柱は遮蔽物として身を守るのに有用です。
--前述の通り、本作では一部の武器に絶対に壁に弾かれないモーションがあります。
どうしても壁に当ててしまう場合はそもそも壁の影響が小さい武器を選ぶという選択肢もあります。
--また、これもアクションゲーあるあるですが、壁にくっつきすぎるとカメラが寄りすぎてしまい、
敵のモーションが分からなくなってしまう場合があります。
回避のタイミングが何より重要な死にゲーにおいて敵のモーションが分からなくなるのは致命的です。
-気力をむやみに使い込まない
--相手がガードを固めて防戦一方だからといって、調子に乗って攻撃しすぎるのは危険です。
気力が少なくなった状態で素早い一撃を貰い、気力切れになる→一気に大ピンチを招く場合があります。
どんなときでも気力の残量に気を配り、残心を使いこなせるようにしましょう。
--逆に、人間の相手に空振りさせて気力を使い込ませるのも有効です。
人間は攻撃時に気力が減るので、空振らせておけば数発小突いてやるだけで気力切れにできます。
妖怪はこちらの攻撃でないと気力を削れない+常世内に居ると気力が回復してしまうため、
マメに常世祓いして除去しましょう。
-忍術・陰陽術・九十九武器を活用しよう
--忍術・陰陽術は道中の難所・ボス攻略において非常に頼りになります。
特に強いのが陰陽術の「遅鈍符」+忍術の「目潰しの術」の合せ技で、うまく両方当てる事ができれば
動きがスロー+攻撃の狙いが不正確になった敵を一方的にボコる事ができます。
前者は1周目の段階では発生が遅く、後者は当てるのに少しコツが必要ですが
スキルを一つ取るだけでも2個ずつストック可能&社で休む度に復活します。
普通だったら苦戦を免れない、妖怪が出現する狭所を無傷で切り抜けられたりするので活用しましょう。
--九十九武器は画面左上のアムリタゲージがMAXの時に発動できます。
[[守護霊>データ/守護霊]]によって性能は変わりますが、概ねゲージが尽きるまでほぼ無敵になると考えて問題ありません。
(ただし、敵の攻撃を受けてゲージ現象→解除されると気力切れ状態になります)。
攻撃力も大幅に高まるため、常世の霧から出現する妖怪を相手どる際に決め打ちで使ってしまうのも手です。
常世の霧は妖怪を倒すと復活しないため、その後死んでしまっても九十九武器を吐いた意味はなくなりません。
-一対多はなるべく避ける
*初心者が見落としがちな要素 [#ye889bd7]
本作には非常に多くの要素がありますが、その中の何割かは見落とすと更に難易度を上げてしまいます。
以下に初心者が躓きがちな点を挙げます。
-武器を壁で弾いてしまわないようになるべく広い場所で戦う
-仙薬の入手方法について
本作の回復アイテム「仙薬」は消費アイテムです。苦戦していると尽きてしまう事もあり、
初心者を悩ませますが、以下のような方法で入手が可能です。
--不要装備を社で「奉納」する事でお礼として入手。
ゲームを進めれば進めるほど強力な装備が手に入るので、不用品はどんどん奉納しましょう。
--マップ中に置かれている箱・壺などのオブジェクトを破壊する。
仙薬以外にもお金、矢弾などの物資が入手できます。
いちいち攻撃するのが面倒な場合はステップでも破壊できます。
--社で利用できる木霊の加護「薬師の加護」でドロップ率アップ(後述)。
-木霊はきちんと探そう
--マップの中に隠れているお椀を被った精霊「木霊」はただの収集要素ではなく、
見つける毎に木霊の加護の効果量が高まっていきます。特に初心者にとっては前述の
「薬師の加護」が非常に有用なため、可能な限り見つけるようにしましょう。
--また、木霊を見つけるにつれて社を拝んだ際に自動で補給される仙薬の数も増えます。
初期状態では3個ですが、累計人数に比例して増えていきます。
--仙薬が不要になった場合、他の加護に切り替える事で有利にゲームを進める事ができます。
-ガード(L1)+歩きで音を立てずに歩ける
--敵が背後を向けているシーンなどで普通に歩いて近づくと音で気づかれてしまいますが、
L1でガードしながら歩けば無音となって気づかれません。
背後まで近づく→強い攻撃ボタンで一気に大ダメージを与える事が可能です。
-ショートカットはきちんと開通させよう
--本作のマップには、社の近くに「開かない扉」「降ろされていないはしご」等が多数あります。
これらは死にゲーではお約束の、反対側まで到達する事で開通するショートカットです。
開通させておく事で、死んでしまってもその地点まで一瞬で行けるようになるので忘れずに開通させましょう。
ボス部屋付近のショートカットを開通させる事で直近の社から直通になり、
リトライが容易になる場合もあるので忘れずに探索しておきましょう。
-割り込みガード
--こちらが連続攻撃できるのと同様、敵も連続で攻撃してきます。
初段を食らった後に何も操作せずに居ると無抵抗で食らってしまいますが、
L1を押しっぱなしにしておくと割り込んでガードをする事ができます。
続編『仁王2』と違いチュートリアルで説明されませんが、本作でも利用可能なテクニックのため、覚えておきましょう。
ただし、敵の大技は割り込みガードしたとしても気力を削りきられてしまう事もあります。
--刀の「逆波」を筆頭に、直前ガードを成功させる事で逆に相手を怯ませるスキルが多くの武器にあります。
割り込みガードで偶然成立してくれる場合もあり、相手の攻撃を強制的に中断させ、
こちらが高火力コンボを入れるチャンスタイムになるため、習得をオススメします。
-ガードで固まらない様にしよう
--実は本作においてほとんどの攻撃は強制的な連続ガードになっていません。
そのため、ガード後に回避をすると相手の連続攻撃中にも即抜けることが出来ます。
輪入道の車輪轢きなどガードし続けると割られてしまう様な攻撃は即抜け出してしまうと良いでしょう。
-「ムジナ」と「ぬりかべ」
--説明があっさりしているため気づかない事もありますが、
宝箱に擬態している「ムジナ」は出現後に行う仕草と同じものを行う事で戦わずにお宝をくれます。
擬態している宝箱であるかどうかは判断が出来るので、無駄なダメージを食らう必要がなくなります。
--壁に擬態している「ぬりかべ」は3色に分類されている仕草のうち、いずれか1色が正解になっており
2回のチャンスで当てられると戦闘せずに消えてくれます。
近くにぬりかべに殺された人の血刀塚がある場合は死因として「〇〇な態度により圧死」と書かれるため、
その色が除外され100%当てる事ができます。
また、どうしてもぬりかべが倒せない場合は敵対後に逃げて社を拝む→戻ってくると1回不正解段階まで戻りやり直せます。
-「〇〇の遺髪」はすぐに使ってしまおう
--ミッション中に取得orクリア報酬として入手できる「〇〇の遺髪」系のアイテムは、
使用すると対応するスキルポイントを増やしてくれます。レベルを上げずに即座に強くなれるチャンスなので、
入手したらさっさと使ってしまいましょう。アムリタと違いスキルポイントは何回死のうが失う事はありません。
--特に「若き侍の遺髪」は最下位アイテムながらサムライスキルを+2ポイントしてくれます。
序盤の2ポイントというのは結構大きく、きちんと集めていく事で一足早く強力なスキルや武技を習得できます。
-アムリタの上手なやりくり・霊石の賢い使い方
--死ぬとその場にアムリタを落としてしまう本作ですが、逆に言うと多量のアムリタを持ち歩かなければ
死んだ時のリスクを非常に小さくする事ができます。すっからかんの状態であれば「呼び戻し」で守護霊を
戻してしまっても全く惜しくありません。社でレベルアップできる時はすかさず使ってしまいましょう。
---多量のアムリタを落としてしまい、どうしても諦めきれない場合は「招霊のろうそく」を使うことで確実に呼び戻せます。
ただし、希少なアイテムなので無駄遣いは禁物です。
--使用するとアムリタを獲得する霊石系のアイテムですが、当然ながら死んでも失われる事はありません。
貯金箱として安全に持ち歩く事ができるため、社に到達した時にギリギリレベルアップできない量のアムリタが
溜まっている時に消費する→レベルアップして使っておくというやりくりが可能です。
---やや応用テクですが、霊石にはアムリタゲージを強引に貯めるという用法もあります。
もう少しで九十九武器が使用可能になるがアムリタゲージがギリギリ溜まっていない…という場合、
霊石を使用してアムリタを得る事でもゲージは溜まります。常世の霧が目の前にあり、
切り抜ければ社に行ける…という時に使える小ネタです。九十九武器中に霊石を使う事でゲージを延長する事も
できますが、物資の浪費になる事もあるので1周目のうちはあまりオススメしません。
--もう少しでレベルアップできるが霊石も無い…という場合、荷物入れに入っている不要な装備品を社で奉納しましょう。
奉納すると上述のように仙薬や消費アイテム類が貰えるだけでなく、''アムリタも入ります''。
死んでも失われないリソースの一つとみなす事ができるので、ドロップしたものは不要そうに感じても
片っ端から拾う→奉納しておいて損はありません。
*まれびとについて [#zc5b7fc3]
どうしてもクリアできないステージがある場合、社から「まれびと召喚」をする事で
他のプレイヤーに助けてもらう事ができます。
攻略難易度が大きく下がりますが、以下の点については注意が必要です。
-回避がしやすいようになるべく広い場所で戦う
[まれびとについて知っておきたいこと]
-まれびと召喚でマルチプレイ中、ホスト・まれびと共に落命するとその時点で帰還してしまいます。特にホストはなるべく死なないように立ち回りましょう。
-手伝ってくれるまれびとは他のプレイヤーです。あまりにものんびりとマップを探索しようとしたり、血刀塚堀りなどで時間を浪費していると帰ってしまうこともあります。
--また、血刀塚堀りはまれびとが屍狂いを倒した場合にはドロップが激減するため、まれびと召喚中は控えたほうが良いでしょう。
-社を拝む際に警告が出る通り、まれびと召喚中は各社を1度しか利用できなくなります。能力開花などは忘れないようにしましょう。
-まれびととして来てくれている他プレイヤーは、ボスエリアに進入できなかったりギミックを起動させることができません。
棒立ちで待っている場合、ホストのあなたがボス部屋に入ってボス戦を開始したり、ギミックを起動させてくれるのを待っています。
ボス戦開始後は自動的にボスエリアに転送されます。
-アイテムの「道連れのお札」を使えば、自分が社から離れていてもまれびとを目の前に召喚できます。(隔世の茶室で交換可能です)
-崖のそばや水辺などの即死ポイントの近くで戦わない
-''気力は常に意識しておく''(残心を忘れない)
忘れないようにしましょう。
*最後に [#g3e2d3b2]
いかがでしたか? 実践してみて、少しでも前より良く戦えたのであれば幸いです。
また、[[このページ>FAQ/各種おすすめ/初心者にオススメの装備]]では初心者に向いている武器・守護霊・スキルを紹介しているので、お時間があればぜひご一読ください。
なにか意見・指摘がございましたら、コメントで発言していただけると助かります。
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