ここでは、仁王にまだ慣れていない方たちに向けた、装備・守護霊・スキルなどの選び方をまとめています。
「どんな装備で戦えばいいのかわからない!」「守護霊ってどれがいいの?」「スキルってどれを取るのが一番いいの?」
といった方々にはオススメです。
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【目次】
仁王の近接武器は刀・二刀・槍・斧・鎖鎌、に加えて、
DLC1を導入していれば大太刀、DLC2を導入していれば旋棍、の7つの武器種が存在します。
武器種によってアクションとプレイスタイルが全く異なるため、自分に合った武器種を探しましょう。
アクションが素直で、非常に扱いやすい武器です。
迷ったらとりあえず刀を装備しておきましょう。
仁王では近接武器を2つ装備できるので、片方を練習中の武器、片方を刀にしておけば安心でしょう。
なお更なる火力を求めるなら、居合いや流影斬・逆波などの癖技と向き合う必要性が生じます。
素早い連続攻撃が可能な手数重視の武器です。
受け能力が高く、ガードを崩されにくいという特徴もあります。
リーチが短いため、防御と回避を駆使して敵の攻撃を捌き、懐に飛び込み野分や風神といった連撃や十文字を叩き込むスタイルになります。
リーチの長さが特徴の武器です。
敵の手が届かない所から攻撃できるので、安全に敵を倒せます。
「敵の攻撃をなるべく受けずに戦いたいけど避けるのは難しい」というような人にはオススメの武器です。
一方で壁に弾かれたり高火力の武技は癖が強かったりと、突き詰めると次第にトリッキーな一面も覗かせます。
攻撃速度が遅い代わりに一撃の威力が非常に高い武器です。
崩し能力が高く、相手の気力を大きく削ることができます。
敵と相打ちになることも多いため、重厚な防具も用意したいところです。
受け能力が低くDLCや高次周ではボスの動きについていけない局面も多いので、終盤は扱いが難しくなります。
通常攻撃の強攻撃がトリッキーな武器です。特に上段攻撃は隙が大きい代わりに異様なリーチを持ってます。
武技は素直な挙動とトリッキーなものが混在し、構えや武技の取捨選択が必要。
使いこなせば万能ですが、受け能力も低めで、慣れるまでは難しい武器でしょう。
パワーとリーチを兼ね備えた武器です。
斧に次ぐ崩し能力と槍に次ぐ間合いの長さを持ち、攻撃速度も遅くはありません。
特にガードの堅い人間相手に強く、遠目の間合いから一方的に気力を削ることに長けています。
「朝風・夕風」こそ癖が強いものの、それ以外は通常攻撃・武技共に素直な挙動で使いやすいです。
接近しての連撃に特化した武器です。
二刀をさらにインファイト向けにした感じで、攻撃中はほぼ密着状態になるでしょう。
武技や立ち回りの選択肢が非常に広いのも特徴で、逆に言えば操作が忙しくなりやすいです。
モーションのクセがかなり強いため、武技の選択と自分と相手の隙を見極めることが重要となります。
2番手の武器が定まらないならセット装備がお勧めです。
防具でセット効果を発動させようとすると対応するステータスを満たさなければなりませんが、武器にはステータス制限はありません。
例えば西国無双の誉れセットの武器波遊ぎ兼光と西国無双の弓を装備すれば2つ揃えとなり「攻撃の被ダメージ軽減」が付きます。
仁王では防具も見るべき項目が多く、選択が非常に重要となります。
ここでは防具に関する基礎的な説明を致します。
特殊効果や揃え効果に拘るのはゲームに慣れてからでも十分です。
LVはその装備の大まかな強さを示し、ミッションレベルが高いほどLVの高い装備が出現します。
防御性能はダメージ計算の根本に影響し、LVと防具の種類によって決まります。
防具は軽鎧・中鎧・大鎧の3段階にランクが分かれています。
また、ほぼ全ての防具には「攻撃の被ダメージ軽減」という特殊効果が必ず備わっています。
これは受けるダメージを割合で軽減する能力ですが、これの性能は重量ランクが重いものの方が高いです。
LVと防御性能が高い軽鎧よりも、多少防御性能が劣る大鎧の方が実ダメージが低くなる可能性が大となります。
防具の特殊効果は装備中は常に効果を発揮します。
ただし、その装備に必要な能力値が不足していると、防御性能は有効ですが特殊効果は発揮されなくなってしまいます。
軽鎧には「技と体」、中鎧には「体と武」、大鎧には「武と剛」、が必要になります。
ちなみに、鍛造で作り出した防具は必要な能力値が本来の半分になる特徴があります。
防具にはそれぞれ重さが設定されており、防具の重さの合計値とウィリアムの能力による最大値の比によって敏捷さが決まります。
敏捷さは30%以下でA、70%以下でB、100%以下でC、100%超でD、となり、軽いほうが機動力と気力回復が良くなります。
100%超過のDははっきり言って論外レベルなので、原則として100%以下におさまるように防具を選択することになります。
装備の重さの最大値は「剛」能力で大きく上昇し、「武」でも僅かに上がります。
上記の「装備の重さと敏捷さ」を参考にして、まず自分が目標とする敏捷さを決めて装備重量の閾値を確認しましょう。
後は装備に必要な能力値に注意しながら、重さが閾値を超えない範囲で、防御性能が高い防具を選んでいくのがベターです。
閾値さえ超えなければ(=敏捷さが落ちなければ)基本的に重い防具の方が防御性能は高くて有効です。
ただし、序盤ではステータスが低すぎるため、「大鎧」を一式装備すると重量超過でまるで動けなくなってしまうはずです。
重い防具を十全に装備したいなら、自分が必要だと思うところまで「剛」能力を上げて最大重量を上げる必要があります。
ストーリーを進めるとレベルやレア度の高い新しい武器がどんどん手に入ります。
レベルが高いほど攻撃力と防御力が上がり、レア度が上がるほど多くのオプションが付き、新しい武器ほど同じレベルでも性能が高くなります。
「魂合わせ」でレベルだけは上げる事ができますが、レア度や本体性能は上げることができない上に、魂合わせを繰り返すと法外な価格を要求されます。
愛用度が貯まると武器性能とオプションの効果が上がり、合成時に一部能力を継承できます。
しかしどんどん強い武器が出る一周目では、少し進めばその愛用度の恩恵は誤差範囲になります。
愛用度が溜まっていると奉納時に多くのアムリタが手に入りますのでそちらの方が良いでしょう。
奉納はレベルとレア度と愛用度に応じたアムリタをもらえますし、たまに仙薬まで貰えます。
仙薬が貴重で早くレベルを上げたい序盤で有効でしょう。
分解はレベル関係なくレア度に応じた素材がもらえるため自分よりレベルが大幅に低い装備でも無駄になりません。
売却はレベルとレア度に応じた銭が手に入り、鍛冶屋で銭を使うと「要望」を伝えより良い条件で取引できます。
ある程度手に入る装備のレベルが上がり価格が上がってきたら売却を視野に入れてもいいでしょう。
中盤以降は「献上」と言うオプションも増えます。
条件(レア度や装備種類)を満たす装備を献上すると希少素材などが手に入ります。
守護霊は九十九武器を発動できるだけではなく、様々なステータスの恩恵を与えてくれます。
ここでは序盤で入手できる守護霊について紹介します。
「必要な【霊】」は、その恩恵の発動に必要な「霊」能力の値です。
加護 | 性能 | 必要な 【霊】 |
---|---|---|
防御の加護 | 20.0% | |
近接攻撃力 | +5.0% | |
気力 | +10 | 6 |
気力回復速度 | +20.0% | 7 |
近接攻撃の気力消費軽減(窮地) | 20.0% | 9 |
武技のダメージ | +15.5% | 10 |
加護 | 性能 | 必要な 【霊】 |
---|---|---|
防御の加護 | 20.0% | |
敵感知 | - | |
体力 | +100 | 6 |
近接攻撃で敵を倒すと体力回復 | 100 | 8 |
人間への近接攻撃ダメージ | +9.0% | 10 |
強い攻撃の気力消費軽減 | 10.0% | 11 |
加護 | 性能 | 必要な 【霊】 |
---|---|---|
防御の加護 | 20.0% | |
回避行動の気力消費軽減 | 15.0% | |
装備品ドロップ率 | +20.0% | 6 |
速い攻撃のダメージ | +8.0% | 8 |
幸運 | +40 | 9 |
九十九武器終了時に体力回復 | +400 | 11 |
加護 | 性能 | 必要な 【霊】 |
---|---|---|
防御の加護 | 20.0% | |
体力 | +200 | |
毒の継続ダメージ軽減 | 25.0% | 6 |
ガードの気力消費軽減 | 20.0% | 7 |
対毒 | +20 | 9 |
アムリタ吸収で体力回復 | 30 | 11 |
加護 | 性能 | 必要な 【霊】 |
---|---|---|
防御の加護 | 20.0% | |
倒した敵の数に応じてダメージ増加 | A | |
獲得金 | +15.0% | |
アムリタ感知 | 9 | |
対水 | +20 | 11 |
獲得アムリタ | +12.5% | 13 |
加護 | 性能 | 必要な 【霊】 |
---|---|---|
防御の加護 | 20.0% | |
ダッシュの気力消費軽減 | 15.0% | |
武技の気力ダメージ | +12.5% | 7 |
対雷 | +25 | 8 |
宝感知 | 10 | |
妖怪への近接攻撃ダメージ | +15.0% | 12 |
ここでは、どんなプレイスタイルでも役立つようなスキルを重点的に紹介します。
特に忍術・陰陽術は、「私は殴ることしか考えない脳筋だ!」というようなプレイヤーでも助けになってくれるスキルは沢山あります。
習得するだけで常に効果を発揮するパッシブなスキルもあるため、一通り目を通しておくことを強く推奨します。
全武器種で共通のスキルであり、いずれかの武器種で習得すれば全ての武器種で使用可能になります。
気力切れ(息切れして行動できない)状態の人間に近づいて△ボタンで発動します。
発動可能な状況であればロックオンマーカーが赤色に変化するので、それを目安にすると良いでしょう。
非常に威力が高く、人間の強敵や屍狂い相手に於けるキーポイントとなります。
こちらからの攻撃で気力を削るのは勿論ですが、相手が攻撃を出して気力を大きく消費している状況もチャンスです。
普段から意識して、相手を気力切れに追い込むようにプレイしてみましょう。
なお、妖怪相手には発動しません。
全武器種で共通のスキルであり、いずれかの武器種で習得すれば全ての武器種で使用可能になります。
非常に重要なアクションである「残心」を、回避行動でも同様に判定してくれるようになります。
残心をしたいが敵の攻撃が迫っている、そんな状況でも離脱と残心を同時に行えるため、敵の一撃が痛い本作では必須のスキルです。
また常世祓いも行えるので、その場から離脱しつつ常世範囲をかき消す、などのテクニックが可能になります。
「コンボから続けて△」というコマンドで、これは□ボタンの速い攻撃中に△ボタンで出せる武技です。
基本コンボの瞬間的なダメージアップに寄与するため、よく使用する武器・構えで出せるものは早めに習得しておきましょう。
また、蹴りや柄で打撃を加えるタイプの技は相手の気力を削りやすいものが多く、気力切れからの組み討ちを狙いやすくなります。
ニンジャスキルの欄に存在しますが、実際は全武器種共通で使用可能になる武技のひとつです。
「こちらに気づいていない相手」に対して、背後から近づいて△ボタンで発動します。
妖怪相手では大ダメージを与え、人間相手では組み討ちのような高威力の技に派生します。
最初の一発目限定で、且つ足音などで気付かれていないこと、など条件は厳しいですが非常に強力です。
本ゲームには、「最初からプレイヤーに背中を見せる配置の敵」はかなり多く、案外に使う機会は多いです。
ただし敵との高低差に注意。しゃがんだ状態で物色してる相手に発動すると頭の上を突き抜く事がままあります。
同じ忍術スキル猫歩きの術で足音を消せるので、巡回中の敵にダッシュで近付いて奇襲することもできます。
敵のおびき寄せや気力削りなど、地味ながら役立つ機会の多い投擲武器スキルです。
忍術・陰陽術全般に言えることですが、これらのスキルは社で休憩する度に無料で最大数まで補給できるため、消費アイテムと違い枯渇の心配がありません。
またクナイは手裏剣の倍ほどの威力があるため、最序盤においては下手な武器攻撃より強いなんてこともあり得るでしょう。
それ以降であっても、装備の特殊効果や揃え効果の「忍術 術力に応じてダメージ増加」や、守護霊効果の「投擲武器威力上昇」などと組み合わせることで、メインダメージソースになり得るほどの火力を出すことができます。
ただ、投擲武器にダメージを求めないのであれば手裏剣で十分です。
目潰し状態になった敵は、攻撃中の誘導が失われます。
この誘導とは、攻撃中にターゲットが左右に逸れた場合にそちらに向き直る補正のことです。
つまり、一度攻撃モーションに入った相手はモーションが完全に終了するまで向きを変えられず、真正面に攻撃をし続けてしまいます。
当然、この間に横や背後に回り込めば殴りたい放題になるというわけです。
このゲームでは例えボスが相手でもこういった弱体系の効果が有効なので、うまく使えば劇的に攻略を楽にすることができます。
(習得には修行ミッション「忍の道・初伝」クリアが必要です)
効果時間中は1回だけ、敵の攻撃を受けて体力が0になっても1/3ほどの体力で復活できるようになります。
不慣れな初心者は勿論、高難易度に挑む熟練者でも頼りになるスキルです。
苦手な敵やボスに挑む際に予め使用しておくとよいでしょう。
(習得には修行ミッション「忍の道・初伝」クリアが必要です)
習得するだけで常に効果を発揮する常時発動型のスキルです。
持ち歩ける仙薬の最大数が増加します。
一撃で体力が半分以上吹っ飛ぶことが当たり前のこのゲームに於いて、携帯数が限られる仙薬の所持数増加は生存に直結します。
ただし相応の仙薬がないと意味がないため、ある程度貯蓄できるまでは木霊の加護を「薬師への加護」にしておくことをおすすめします。
(習得には修行ミッション「陰陽の道・中伝」クリアが必要です)
相手のあらゆるモーション速度が大幅に低下します。
必然的に攻撃頻度が下がり、隙は大きくなるため、非常に戦いやすくなります。
効果時間が短いのが難点ですが、これは陰陽術の術力によって長くなります。
目潰しの術と併せて使用することですさまじい相乗効果が生まれます。
(習得には修行ミッション「陰陽の道・中伝」クリアが必要です)
習得するだけで常に効果を発揮する常時発動型のスキルです。
仙薬の回復量が増加します。
仙薬の回復量は最大値の55%なので、1回では十分に回復できない…でも2回使うのはもったいない…ということがままあります。
これを習得しておけば、窮地に使用しても安全圏まで回復できる可能性が高まります。
なお、計算は55%に乗算となります。
効果時間中、右上のコンパスに敵・宝・木霊・アムリタの位置が表示されるようになります。
感知系能力が揃わない序盤・初回攻略時には非常に有用です。
守護霊技を発動させられます。
守護霊技は、九十九武器発動中にさらに△+○で発動できるもので、守護霊によって全く異なる技になります。
守護霊の中には、人間相手には確定でダウンさせる効果があります。
「伏牛」「堤婆鷲」「蛟」「アトラスベア」などがそれに当たります。
これでダウンさせて追い討ちをかけ、起き上がりにこれをまた被せればボス相手にも非常に有利に戦えます。
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